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腰痛でお悩みの皆様へ


椎間板ヘルニア

腰近辺に発生する、腰部椎間板ヘルニアということに対して、ご説明させていただきます。


ヘルニアの本来の意味は、「出っ張る」という意味です。
出っ張ったものが神経を刺激して、さまざまな痛みを引き起こします。

ここでは、腰近辺に発生する、腰部椎間板ヘルニアということに対して、説明させていただきます。

背骨に予想以上の負荷がかかった場合に発症することが多いようです。

背骨と背骨の間にあるクッションの役割をしている椎間板というものが、その力によって押しつぶされ、椎間板の周りをおおっている、繊維輪という組織がちぎれ椎間板の中に入っている髄核という組織が飛び出し、その近くを通っている神経を刺激するものです。

この場合、飛び出した組織が、近くを通っている神経を刺激するのでかなりの痛みをともないます。

特にこの近辺には、坐骨神経も通っているので、この神経を刺激した場合には、坐骨神経痛をともない、下半身に痛みやしびれがともないます。

症状は、人によってさまざまで、軽いしびれを訴える人、足を引きずるような痛みのでる人、寝ていても痛む人、さまざまですが、おしりと足にしびれや痛みがある場合には、この坐骨神経を刺激しているものと疑った方がいいかもしれません


自己判断の方法

足を肩幅に開き、右斜め前屈左斜め前屈で、おしりや足にしびれや痛みが来ないかを確認いたします。

この場合は自己判断ですので、違和感を感じた場合は、すぐにお医者さんに相談いたしましょう。


お医者さんが確認する方法

仰向けに寝かせ、足を伸ばしたまま足がどこまで上がるかで判断いたします。
30度以上あがるかどうかがポイントです。

ほとんどが、片足の方に症状が出ますが、まれに両足に症状が出る場合があります。


椎間板ヘルニアのタイプ

脱出型
繊維輪に亀裂が入り、そこから中の髄核が繊維輪から完全に飛び出す。

完全脱出型
飛び出した髄核が、椎間板の中にある本体の髄核と完全に分離する。

膨降型
繊維輪に亀裂がなく、髄核が繊維輪から飛び出さず、髄核と繊維輪が一緒になって膨れ出る。
(若い人に多い)

対処方法

ぎっくり腰と同じで、まずは安静が第一です。

腰部にかかる重圧を減らすために、長い時間座るのを避けたり、コルセットをして、腰部を安定させるのも良い方法です。

症状が治まってきたら、腰周辺の筋肉を付ける運動などが、再発を防ぐ1つの方法です。


薬物療法

非ステロイド性消炎鎮痛剤の内服薬や坐薬が主に用いられます。

比較的長期間投与される場合が多いため、胃腸障害などの副作用に注意が必要です。


その他、ブロック注射や、重症の場合は、手術が必要になってくる方もいらっしゃいます。
重症になると、歩行困難、排尿障害なども引き起こす場合がありますので、1週間以上痛みやしびれが収まらない場合は、速やかに専門医の診断を仰いでください。